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胸腺の腫瘍の種類と治療法

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胸腺に発症する腫瘍の種類

胸腺腫瘍とは発症が非常に稀な腫瘍です。まず胸腺とは肋骨の裏側にあり、感染から体を守る白血球「リンパ球」を生成している臓器です。胸腺腫瘍は胸腺腫と胸腺がんに分けられ、ほとんどの場合が胸腺腫です。胸腺腫はゆっくり増殖していき、胸腺の正常な細胞と区別するのが難しいのが特徴です。胸腺腫は胸腺の外まで増殖することは殆どありません。胸腺腫瘍の10〜20%ほどが胸腺がんです。増殖が非常に早く、胸腺の外の他の部位や臓器にも転移するのが特徴です。胸腺腫瘍は初期症状が全く出ない疾患で、長期的な咳、胸痛、息切れ、息苦しさなどの症状が現れた時点では、かなり進行している場合が殆どです。その為早期発見には非常に困難で、定期的なX線検査で偶然発見されることが多い疾患なのです。

胸腺の腫瘍の治療法

胸腺腫瘍の診断方法が、胸部X線検査、CTスキャン、MRI、生検の5つです。X線検査では胸部全体の状態が確認でき、腫瘍の大きさ、胸水が溜まっていないかも確認できます。CTスキャンは腫瘍のおおよその大きさ、発症場所、他臓器の転移の有無など大変多くの情報を得ることが出来ます。MRIでは発症している腫瘍の性質を詳しく把握することが可能です。生検はほとんどの場合、CTスキャンで腫瘍の位置を把握した後、細い針を使って行われる診断です。病理医が細い針によって得たサンプルを、顕微鏡で観察し検査します。胸腺腫瘍の治療は、外科手術で腫瘍を取り除く方法が基本となります。確認できる腫瘍を手術にて全て取り除いても、微量で確認が難しい腫瘍細胞が体内に残っていることが殆どです。その為手術療法の後に放射線療法により腫瘍細胞を完全に死滅させ、完治の確率を高める方法が選択されます。